西欧風住宅と日本の従来の工法の違い 

輸入住宅である北米や北欧の住宅建材の概ねは2インチ*4インチ(1インチは2・54cmであり、国内では通常は5cm*10cmとされている)の大きさの柱が製造されていて主に此等の柱を主体として住宅に使用され建築されています。 この工法を資材(主に柱や梁)柱の名前を取って多くは2×4工法(ツバイフォーコウホウ)と称しています。

日本国内の一般的な和式住宅の工法としては、柱資材は4インチ角(10cm角)又は5インチ角(12cm角)の柱を使用していて、1間(180cm)を単位として壁などは造られているが、2×4工法の場合は、此のサイズの柱をより多く使用して壁や基礎、その他を構成しているのが特徴です。 更に、壁面をパネル状にしたものを組み合わせて造作しているために、壁や床で家を支える方法としても捉えれています。

つまり、工法から比較すると日本の多くの住宅は、柱や梁で家の基礎部分を造作されていて気密性の乏しいといわれる方法ですが、2×4工法の場合は、柱の他に壁と床で家を支えるため居住空間や間取りが広く使えて、尚且つ、住居を支える壁がしっかりしているので気密性が高く断熱性にも優れているとも言われています。