輸入住宅の長所は欠点になる

我が家はヨーロピアン住宅の建売に住んでいます。この輸入住宅一番良いところは、窓が三重で防音、機密性がとてもよく、窓を閉めれば外の音がほぼ聞こえなくなります。

そして傾斜地を利用して5畳ほどの地下室があるため、真冬でも底冷えすることはあまりなく、暖房をつけていない朝でも10度を下回ることはありません。

キッチンの棚の扉は木の作りでとてもおしゃれになっています。シンクの高さが日本製よりも多分10㎝は高く、腰が真っ直ぐになるので、使いやすく感じます。

しかし、この良い面が悪い面にもなるのです。窓は透明度が段々となくなり、曇りガラスのような膜ががってきます。日本では規格外の窓枠なので、取り合えることが難しくほぼ諦めています。はめ殺しの窓にしていたり、開かない窓も多いです。

キッチンの木の扉も建て付けが悪いのか、開けるのにかなりの力がいります。そしてシンクがとても小さく洗い物が多い時は不便です。

トイレも故障すると、海外に部品を取り寄せるのに、1ヶ月もかかりますし、古くなるとその部品を入手することも困難に。結局日本製に付け替えることになります。

地下室は湿度が高く、カビが生えたので、今は週一回除湿器を回しています。

おしゃれで暖かい輸入住宅ですが、メンテナンスのことを考えると、高い買い物になる可能性もあります。後々のことをよくリサーチされてから購入した方がいいと思います。

輸入住宅にすると家の修理が大変?

輸入住宅は、一度は憧れを持つそんな住宅です。この私も豊田市で輸入住宅を建てたいと思ったことがありました。ところがおじさんに、修理が大変なのでやめておいたほうがいいと言われたのです。その時、おじさんの子供が輸入住宅に住んでいるので、その点について心配をして私に忠告をしてくれたのでした。

 

そのことは、本当なのでしょうか。メンテナンスがたいへんとか、修理をしたいところがある時に、その材料を揃えることができないという、そんなことがあるのでしょうか。今の時代に、そんなことがあるのかなと思いました。

 

確かに田舎に、輸入住宅を建てると大変なのかもしれません。その業者が少ないと、それを取り寄せるのに時間がかかることがあるのです。しかし日本の住宅の場合も、そんなことも経験したことがあります。今は製造中止になっているということを、聞いたことが何度もありました。

 

輸入住宅の業者が少ないので、その点ではメンテナンスとかはたいへんと思うことがあります。